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by akuchixxx
| 2008-02-16 13:30
| イラスト
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by akuchixxx
| 2008-02-16 13:22
| イラスト
小説のおもしろさはいろいろあるけれど、
自分の中の、まだとらえられていない何かを
言葉にして見せてくれる
というのがあると思う。
村上春樹さんの本は、
15年くらい前の私にとっては、
そういうものだった気がする。
この本にはそういう意味では、
あまり光を当てられることはなかった。
どちらかというと、深く、深く、影を落としていくような物語。
一箇所、
マリが青年高橋に、あなたがホテルに行ったときの相手は
姉ではないかと質問する箇所。
それに対する、高橋くんの生真面目すぎるほど誠実な答えが、
心のひだを少しひっかいていきました。
嘘をつかない、ということと
本当のことを言わない、ということ。
誠実であるということ。
こたえの出ない問題がまだまだこの世界にはたくさんある。
自分の中の、まだとらえられていない何かを
言葉にして見せてくれる
というのがあると思う。
村上春樹さんの本は、
15年くらい前の私にとっては、
そういうものだった気がする。
この本にはそういう意味では、
あまり光を当てられることはなかった。
どちらかというと、深く、深く、影を落としていくような物語。
一箇所、
マリが青年高橋に、あなたがホテルに行ったときの相手は
姉ではないかと質問する箇所。
それに対する、高橋くんの生真面目すぎるほど誠実な答えが、
心のひだを少しひっかいていきました。
嘘をつかない、ということと
本当のことを言わない、ということ。
誠実であるということ。
こたえの出ない問題がまだまだこの世界にはたくさんある。
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by akuchixxx
| 2006-09-18 21:09
| 本(村上春樹)