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by akuchixxx
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アフターダーク

小説のおもしろさはいろいろあるけれど、

自分の中の、まだとらえられていない何かを
言葉にして見せてくれる

というのがあると思う。

村上春樹さんの本は、
15年くらい前の私にとっては、
そういうものだった気がする。

この本にはそういう意味では、
あまり光を当てられることはなかった。
どちらかというと、深く、深く、影を落としていくような物語。

一箇所、
マリが青年高橋に、あなたがホテルに行ったときの相手は
姉ではないかと質問する箇所。

それに対する、高橋くんの生真面目すぎるほど誠実な答えが、
心のひだを少しひっかいていきました。

嘘をつかない、ということと
本当のことを言わない、ということ。
誠実であるということ。

こたえの出ない問題がまだまだこの世界にはたくさんある。
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by akuchixxx | 2006-09-18 21:09 | 本(村上春樹)